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2010年03月20日

木造の準耐火建築物

「特殊建築物」
保育所は建築基準法上児童福祉施設等に分類されます


耐火性能は
建築基準法以外にも
児童福祉施設最低基準で定められています


◆建築物の耐火上の要件
◆内装制限
◆防火区画
◆立地制限


そんで木造2階建てを計画しているごえんさん

担当官「準耐火建築物になるんですか」
ごえん「そうですよ」
担当官「審査をかけるのに(準耐火であることの)資料をだして」
ごえん「建ててもないのに?」
担当官「そうですよね。。。」


よくある木造は1階建てやから関係ないそうですが
ウチの計画は市役所でも初めてのことなので慎重です



◆準耐火建築物

・主要構造部が準耐火構造または同等の準耐火性能
・外壁の開口部で延焼の恐れのある部分に防火設備を有する



◆木造による準耐火建築物

床の表側の防火被覆なども気になるところですが
主要構造部が木材でも準耐火建築物になる方法があります

①燃えしろ設計
要するに燃えても構造耐力上支障ないことが条件

たとえば
45分間燃えても35ミリしか燃えていなくて
構造耐力上支障ないことが証明されている構造用集成材とか


②大臣認定による準耐火構造
主要構造部の耐火性能評価試験をクリアしたログハウスなど
 →防火制限のある市街地でも建築可能に


◆防火設備(防火戸など)

ドアなどの開口部は防火戸をしたり
火災時に20(60)分間加熱を遮ることができる性能のこと

たとえば
主構成材料として木材と不燃材料との積層材料など
周辺部には熱膨張材を貼ったもの
サッシには網入りのガラスをはめ込んだもの

木造の準耐火建築物

そんなに難しいものでもなさそうです
決められたものを使うことで簡単にクリアできそうですね

そこらへんは設計士にお任せですがね。。。

これは市役所から電話があってすぐに設計士にきてもらって
写真をパチパチ撮って帰られました



Posted by かんべ at 23:28│Comments(0)
 
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