ごえんさんのユンタクハンタク

ＳＩＤＳ（乳幼児突然死症候群）といいます
読み方は「シズ」と呼んだらいいと思います

要するに赤ちゃんが突然に死んでしまうことです
病名もないし原因も分からないので
症候群という分類に分けられてしまいます

原因はホントないことです
それでもシズで大切な赤ちゃんを亡くす親のために
様々な研究がされています

○発生頻度　→　１０００人に対して０．５
○季節　　　 →　冬に多い
○時間帯 　　→　朝の発見が多い　日中の昼寝も
○月齢　　 　→　生後１ヶ月～４ヶ月　また１歳未満

寝ていて無呼吸の状態から通常大人は回復します
赤ちゃんには発達の加減で回復しない場合があるそうです

他にも比較していますね

○仰向け寝　：　うつぶせ寝　→　１：３　（３倍）
○母乳　：　非母乳　　　　　　→　１：５　（５倍）
○親の喫煙　：　非喫煙　　　→　１：５　（５倍）

医学的にうつぶせ寝を勧めている場合もありますが
あくまでも比較のようです

個人的には
母乳→○
喫煙→×
ってカンジですよね


さて今日は病後児保育を実施している園で情報交換会をしました
というか勝手に一番古い園にお邪魔したのですがね
いろいろと教えていただき有り難うございました

そこは古くからの乳児院です
赤ちゃんを多く扱っている施設ですから
シズには敏感ですし実際に死亡したケースもあったそうです

最近ではシズで訴訟も多くあって責任が問われます
原因が分からないからシズというのに勝ち負けがあります
困ったものですね

保育園や産婦人科ではそんな危険に毎日さらされています
それでも先生たちは毎日一所懸命に保育しています
ホンマ慎重に赤ちゃんは見ていますし気を抜けません

これは「乳児呼吸モニター」といいます
赤ちゃんの呼吸を監視する装置を見せて戴きました

優秀なスタッフと科学技術で赤ちゃんを見守ります

今日も一日保育園の子どもは
元気いっぱい遊んでお昼寝もしっかりして
帰っていきました